こんにちわ、家づくり情報センター中津の高瀬葉子です。
うちに相談に来られてる方にはだいたい話してますが、お家を建てた方にお伝えしたいので書いとこうと思います。
家、建てた方、10年後のこと考えてますか?
できれば住宅ローンが終わる35年後のことまで考えて欲しいけど、遠すぎるのでせめて10年後のことだけでも考えてて欲しい。
家を建てて5年経ってる人は5年後ね。
家を建てて7年経ってる人は3年後ね。
わかりやすく伝えたくて、図を描いてみた。
年齢は適当に書いてます。
なので、ご自分の年齢で考えてみて欲しいです。
子供の人数や年齢で違って来るのでね。
余計にわかりにくくないか?ともう一人の自分が問いかけてますが、無いよりはある方が伝わるんじゃなかろうかと思って、載せてます。
さて、これを使って説明していきたいと思います。
伝えたいことは3つ
・10年後に火災保険の更新がやってきますよ
・子供手当(収入)は永遠には続きませんよ
・住宅ローン控除は10年間だけです(消費税上がれば13年になるけど)
一言で言うと、
最初の10年はいいんだけど、10年前後で家計がしんどい時がやってきますよ
ってこと。
その理由が大きく3つってこと。
では、一個ずつ説明しますね。
10年後に火災保険の更新がやってくる
たぶん、最近家を建てた人は火災保険は最長でも10年しか入れなかったはず。
35年で入れてる人は、スルーしてください。(2015年10月からは最長10年までに改定)
10年経ったら火災保険の更新がやってきます。
自分が何年で入ってるかで更新年は変わります。
地震保険は5年更新か1年更新。
更新年度は保険料を払わないといけません。
10年一括払いにするか、一年毎の年払いにするか、毎月払いにするかは人それぞれですが。
新築建てた時って10年一括払いにしてる方が多い(一括払いの方がお得)ので、10年後に更新来るよと書いてます。
ご自分の契約、更新がいつ来るのかわからない方は一度確認しておくことをお勧めします。
10年一括で入ってて、お得だから次も10年一括で更新しようと思っていたら、そのお金を準備しておく必要がありますからね。
頑張って!!
子供手当(収入)は永遠には続きません
子供手当てって家庭によって、使い道が違うと思います。
子供の将来のために貯金してますって方もいれば、生活費に当ててますって方もいます。
子供手当は15歳まで。
いつか終わりがきます。
貯金に回している人は、貯金できなくなるだけなのでまだいいとして。
生活費に当ててますって方は、子供手当が終わった時に生活費が足りなくて苦しくなることが考えられます。
子供手当が終わった時にその分をどうやって補填するのか、どこかを節約するのか、早めに考えておいてください。
子供手当てが終わると子供は高校進学です。
高校、大学と進学するとなると、ここからが教育資金が大きくなります。
そう、収入(子供手当て)が減るのに、支出(教育費)が大きくなる時期なのです。
できれば子供手当は無いものとして貯金して、自分たちの収入で生活ができているのがベストですね。
子供手当って、高校大学の時期にくれたらいいのにね、って思いません?
住宅ローン控除は10年間です
(消費税上がれば13年になるけど)
住宅ローン控除ってですね、国が「あんた大きな借金(住宅ローン)の返済頑張ってるから、税金ちょっとまけてあげるわ」ってやつです。←ざっくりすぎ
でも、10年間だけ。
しかも自分で「私、家建てたから!」って申告(初年度だけ確定申告)しないともらえないやつ。
住宅ローン控除の期間は、年末調整でお金が戻ってきます。臨時収入的な。
臨時収入と思って何も考えずにバァー!!と使っちゃダメですよ。
それ、10年間やっちゃうと11年目から我慢できなくなりますからね。
これ以外にも車の買い替えや、家電の買い替え、家のメンテナンスなどなどやってきます。
そんな感じで最初の10年は意外と楽チンな家計のはずです。
何にも考えなくてもいいはずです。
家計が厳しくなって来るのが10年後くらい。
なので、その時がきてからじゃあ遅いので、家を建てる時から知ってて欲しいのです。
住宅ローンをきちんと返し終わるために。
35年て長いです。
「家って…お金かかるんですね」とお客様がポツリと言われました。
そうなんです。
でも、その分、幸せな楽しいことも増えると思いますけどね。
知ってると知らないじゃ大きく違う。
家を建てる人みんなに、そんな知識を持って欲しいと思ってます。
だから、ライフプラン表を立てて欲しいのです。←しつこいくらい言う
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