スタッフ住宅相談ブログ

どんどん使いやすくなっているフラット35

こんにちわ、家づくり情報センター中津の高瀬葉子です。

フラット35について、書きたいと思います。

まず、ざっくり説明しますと、

昔々、戦後の頃に、住宅不足だったので家を建てやすくするために政府系金融機関である『住宅金融公庫』ができました。そしてその後、一般の金融機関も住宅ローンに参入して来て今に至るという感じです。

その後、住宅金融公庫は、今の『住宅支援機構』になりました。

そこで生まれたのが『フラット35』です。

フラット35は、「銀行より金利が高い」「使い勝手が悪い」と思っていませんか?

どんどん使いやすくなっているフラット35

フラット35は、使いにくいと言われることも多々ありました。

たとえば、団体信用保険が毎月の支払いとは別払いだったので年に一度保険料の請求があってました。他にも、頭金が準備できない人は借りられませんでした。

でも、ここ数年でかなり便利に変わってきたんです。

そこで、いくつか便利になったところをお伝えしたいと思います。

①頭金がなくても借入できるようになった

②団体信用保険が金利に含まれるようになった

③諸費用も借入できるようになった

①頭金がなくても借入できるようになった

9月のフラット35の金利

9月のフラット35の金利

数年前までは、9割以下(1割分頭金の準備)しか借りれなかったのです。

なので、銀行よりも金利が低くいからと借りたくても、頭金がないと借りれなかったのです。

それが、今は頭金なくても借りれます。

頭金ある人とない人では金利の差がありますが、

頭金がなくても借りられるようになりました!

②団体信用保険が金利に含まれるようになった

昔はフラット35は、団体信用保険(一般的に住宅ローンを借りるときに必ず入らないといけない保険)の保険料は、住宅ローンの返済とは別払いでした。

毎月住宅ローンを払いつつ、年に一度、団信保険料を払わないといけないのです。

なので、住宅ローンと別に保険料がかかると思ってなんだか損している気分になっていた人も多かったようです。

銀行は絶対に団信保険に加入しないといけないので、団信保険料は金利に含んでました。

そう、絶対に入らないといけないということは、入れないと住宅ローンを貸してもらえないということなのです。

フラット35は、入らなくても借りれます。その代わり、代わりになる保険に入ってくださいというルールはあります。なので、元々持病を持っていたりで、団信保険に加入できない人でも借りれる可能性があるがフラット35でした。

団信保険料が金利に含まれるようになった今でも、団信保険に入らなくてもいいのです。

その場合は、−0.2%金利を下げてくれます。←団信保険料分としてね

ただ20代後半からは、同じ補償金額で比べると、団信保険の方が一般の保険よりも安いのでほとんどの方は団信保険をつけられます。

金利に含まれるようになったので、一般の銀行と代わらない状態になったので、ますます将来の計画が建てやすくなりました。

③諸費用も借入できるようになった

ここね、ここ!

一番便利になったところ!

以前は、土地の購入資金と建物の金額分しか借りられませんでした

家を建てた人はお分かりだと思うのですが、家を建てるときはそれ以外のお金もかかります。

いくつかあげると

・土地を買うときの仲介手数料(不動屋さんに払う手数料ね)

・登記費用(司法書士や土地家屋調査士に払うお金ね)

・外構費用(お庭とか駐車場とか作る費用ね)

・火災保険料(必ず加入しないといけません)

細かいものは他にもあるんだけど、大きいところでいうとこのへん。

それぞれが、うん十万円とかだから、それを自己資金で出さないといけなかった。

それが、今は、借入金額に含むことができるようになりました

家を建てるときにかかるお金のほとんどが借りれるようになったということ。

(引っ越し代とか、新しく買い換える家電製品のお金とかは、家に関係ないので昔も今も、借りれません。)

まとめ

フラット35は、銀行の住宅ローンとほとんど差がなくなって、使いやすくなってます!

金利の差も、昔に比べればめっちゃ差がなくなってきている。

優遇がなければフラット35の方が安いし。

(詳しく知りたい方は、ぜひ勉強会に参加お待ちしてます!)

住宅ローンを選ぶ基準は、変動か、35年固定か。

になってきたのではないかと思います。

なので、メリットデメリットをしっかり考えて、自分にあった(自分の家庭にあった)住宅ローンを選んでください。

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