こんにちわ、家づくり情報センター中津の高瀬葉子です。
今までたくさんのお客様のライフプラン表を作成させていただきました。
そんな中で見えてくることもたくさんあります。
その一つが本日のテーマ内容。
ほとんどのお客様が、10年前後にしんどい時期がやってくるということ。
なぜ10年後?と思われる方もいるかもしれません。
さて、なぜでしょう?
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理由は5つ。
その1、子供の教育資金がかかってくる時期
その2、児童手当がなくなる時期
その3、住宅ローン控除がなくなる時期
その4、火災保険の更新時期
その5、家のメンテナンスや家電の買い替え時期
家を建てたいなーと思うタイミングって
・子供ができた
・第一子が小学校にあがる
ってご家族が多いです。
そのタイミングで家を建てて住宅ローンが始まったとすると10〜15年後に
お金の貯まらない時期がやってくるのです。
お金の貯まらない時期 言い換えると 貯金が減っていく時期 です。
5つの時期を、1つずつ見ていきましょう。
その1、子供の教育資金がかかってくる時期
一般的には義務教育終わってからがお金がかかると言われますが、私の周りの話を聞いていても中学生になると習い事&塾も増えるし、お小遣いをあげだしたりと子供にかかるお金が増えていきます。中学受験をする子もいますので、第一子が中学生くらいからじわじわと子供にかかるお金が増えていく時期に突入です。
その2、児童手当がなくなる時期
生まれてから15歳までの子供に支給される児童手当。
児童手当の詳しい内容は内閣府のこちらのページをどうぞ
元々、ないものとして考えている方はいいんですが、学資保険の支払いに当てている方や、生活費の一部としている方は収入が減るのと同じ状態になります。
その3、住宅ローン控除がなくなる時期
住宅ローン控除が10年の方と13年の方がいるかと思います。
控除期間中は、所得税と住民税で控除されます。
所得税で控除されなかった分は、住民税で控除されます。
それぞれ控除され方が違うので気をつけてください。
・所得税・・・年末調整時に還付される(現金が返ってくる)
・住民税・・・お給料からいつも引かれる金額が減額される
家を建てて10〜13年経つと、
①年末調整で戻ってくるお金が減る。
②住民税がしっかり引かれるので、手取りが減る。
という状態になります。
なりますというか、控除がなくなり元に戻るというほうが正しいかと思います。
わかりやすくまとめてくれている記事を貼っておきますね!
『住宅ローン控除の還付金はいつ振り込まれる?思ったより少ない理由は住民税にあり|2022年版』
年末調整での戻ってくるお金を臨時収入的にあてにしている方は気をつけてください!
手取りが減るので、家計管理をしっかりしておきましょう!
その4、火災保険の更新時期
現在の火災保険の契約期間は最長10年です。
家を建てた時に、住宅ローンの借入に火災保険の保険料も含めて一括で契約している方が多いと思います。
その、火災保険の更新がやってきます。
木造住宅の方は50万円前後、省エネ住宅等だと25万円前後になるかと思います。
(保険会社、契約内容で金額は変わります)
一括での支払いではなく、年払いや月払いなどもできますので、その時の家計の状況で契約時に保険会社に相談しましょう。
その5、家のメンテナンスや家電の買い替え時期
一般的に言われているのが、「10年に一回100万円かかる」住宅のメンテナンス。
家電も10年くらいのスパンで壊れること多いですよね…。
しかも示し合わせたように同じタイミングで…。
住宅はメーカーや立地などによってメンテナンスのスパンは変わりますが、おおよその予定として10年毎に…と考えておくのが安心かと思います。
まとめ
家を建てると、毎月支払う住宅ローン以外にも準備しておかないといけないお金があります。
お金を貯めれる期間にしっかり準備しておきましょう!!
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