スタッフ住宅相談ブログ

声を大にしても届けたい人に届かないこと

先日、現在当店をご利用いただいているお客様とお話した時のこと。

自分の住宅ローンのことを知らない人が結構いるという話。

周りの人と住宅ローンの話をする機会があったらしく

変動金利(固定期間選択型も含む)の人でも、金利が上がったら自分の支払いがどれくらい上がるか考えてない人がいて心配になるとのことでした。

私もずっとそう思っているので、「余計なお世話だけど、大丈夫ー?!って思うよねー」とプチ盛り上がりしました。

「上がったら借り換えたらいいしー」という方も多いのですが、変動金利の金利が上がったときはフラット35の金利も上がってますからね。(銀行の金利よりフラット35の金利の方がだいたい先に上がるから)

固定金利選択型(5年固定とか10年固定とか)は、固定期間が終わったらただの変動金利になります。銀行によってはそこからまた期間選択できるところもありますが。

固定期間が終わっても『基準金利から0.◯%引き下げ』と書いてますが、そもそも基準金利がなん%なのか知らない人が多いのです。

『安い』から、という理由だけで、銀行の変動金利を選んだ人は、しっかり住宅ローンのことを勉強してほしいなと思います。

将来自分の借りている住宅ローンの金利がどう動くのか。

金利が上がった時にどんなリスクがあるのか。

変動金利は、金利が低いときは毎月の支払額が安い分、貯蓄ができる。

そう思って変動金利を選んでいる人なら、金利が上昇してもすぐに焦る必要がないかもしれません。

でも、安い金額しか払えないと思って変動金利を選んでいる人は、
変動金利は支払額が上がる可能性があるということをしっかり理解しておく必要があると思います、

フラット35は、長期固定金利。35年間、金利が変わりません。
(銀行商品にも35年間固定はありますが、フラット35より金利が高いところが多いのでまず誰も選ばないと思います。)

金利が変わらないので計画が立てやすいのと、金利上昇しても支払額が上がらないという安心感があります。

現在、借換する方なら金利が1.3%台です。

数年前に借換を検討したけどあまりお得ではなかったという方も、今ならメリットがあるかも。

数年前に10年固定金利で借り入れしている方も、今ならフラットに借換えしたら毎月の支払額はほとんど変わらず、支払額がずっと変わらない安心感が手に入るかも。

お話ししてたお客様は、夫婦で住宅ローンのことを調べてしっかり勉強されている方で

「住宅ローンって、本当にギャンブルですよね」

というお客様の言葉に安心しました。

それをわかっている方は先々安心なんじゃないかと思うのです。

どの住宅ローンも、メリットもデメリットもある。

それをちゃんとわかって借りてほしいといつも思います。

でも・・・

どれだけそんなことをブログ書いても、知ってほしい人には届かないんですよね…。

だって、考えてない人は検索もしなければ興味もないんだもん・・・。

もっと「自分たちのお金のことをしっかりしておこう!!」と思う人を増やしたいと思う今日この頃なのです。

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