スタッフ住宅相談ブログ

じわじわ心配する人が増えてきているウッドショック

こんにちわ、家づくり情報センター中津の高瀬葉子です。

お客様からもご質問をされることがでてきた『ウッドショック』について。

オイルショックなら聞いたことあるけど、ウッドショックって何?と思う方が多いんじゃないでしょうか。

家を建ててる、家を建てたいと検討している人以外は気にならないかもしれませんね。

あまりニュースでも取り上げられてないですし。
(私が目にしてないだけだったらすみません…)

ウッドショックとは?

去年に比べ、住宅用木材不足により、住宅用木材の価格が高騰してるのです。

過去にもウッドショックがあったのですが、その時も今回もアメリカの影響が大きいとのこと。

アメリカ国内での住宅需要が急増しており、木材が不足。

中国でも住宅需要が急増らしく、アメリカと中国が買い占めているとかいないとか。

どちらもコロナの影響で、リモートワークが増え、郊外への移住などで住宅需要が急増してるんだそう。

なんで、日本に影響が?と思うのですが、日本の住宅用木材は6割ほどは輸入しているから。

私も今回調べててビックリでした。

日本は、山も木もたくさんあるイメージなのに・・・(私だけ?)

国産材も価格が上がっていき、国内の林業の活性化になると書いてる記事もあり、見方を変えればいいこともあるようですが、今から家を建てたいと思っている人にはちょっと不安な状況ですよね・・・。

ウッドショックで気を付けること

私が気になったことは

➀木材が手に入らず工期が伸びるかも

②当初の予算よりも木材の価格が上がることで、途中で予算があがるかも

③建売住宅の価格も上がるだろうな

ということ。

メーカーさんや工務店さんも上記のことは考えてスケジュールを組んだり予算を立ててくれると思いますが、ウッドショックがいつ終わるのか、どれだけ木材が値上がりするのかは誰にもわからないところ…。

それぞれについて思ったことは

➀木材が手に入らず工期が伸びたとしたら

子供の入学などに合わせて完成を計画していたとしたら間に合わなくなるかも。

そうすると、新しい学校が遠い場合、親が送り迎えをしないといけなくなったり、途中で転校することが必要になるかもしれません。

土地購入などで、すでにつなぎ融資を利用していた場合、借入期間が延びることで余分に利息がかかってきます。

②当初の予算よりも木材の価格が上がることで、途中で予算が上がるかも

予算が上がった場合、手持ち資金でカバーできるならいいのですが、住宅ローンの借入額の変更をしないといけないとなるかもしれません。

そうなると・・・

最悪な場合は、返済負担率いっぱいいっぱいで借りる予定にしていたら、増額できないなんてことも起きるかもしれません。

世帯主だけで申し込みしていたのを、夫婦収入合算で借入しないといけなくなり申し込み書類の提出からやり直しになるかもしれません。

追加の手続きが入ることで、その間工事がストップすることもあるかもしれません。

まとめ

色々考えると、これからの方は、予算は抑えめで計画しておく、期間も余裕をもっておく方が色んな状況に対応しやすいのかなと思います。

もしくは、急いでないのであればウッドショックが落ち着くのを待つのも一つの選択肢かもしれません。

県市町村によって、地元木材を使って家を建てると補助金が出るところもあります。

例えば、

福岡県では→「ふくおか県産材家づくり推進助成制度」

大分県では→「おおいた材住宅ポイント事業」

(このような助成金を利用して家を建てたい場合は、工務店さんやメーカーさんに事前に相談しましょう。使える使えないは建物の仕様によって変わりますので。)

こちらのブログ記事が読みやすかったので貼っておきますね

『ウッドショックはいつまで続く?ウッドショックの影響と、これからの予測』

家づくり情報センター中津はこんなところ←クリック

お問い合わせはこちら←クリック

スクリーンショット 2019-07-13 15.08.57

トップへ戻る