一般社団法人 日本こどもの生き抜く力育成協会のキッズマネースクール認定講師、
大分中津キッズマネースクールゆきち校の高瀬葉子です。
以前キッズマネースクール「お店やさんごっこ」に参加してくれたお客様と久しぶりに会ったら、こんなお話を聞きました♪
「お年玉を好きに使わせてみました！」
一番上のお子様が小学校4年生だったかな。
「今年は、夫婦で話して好きに使わせてみようってことになったんです」と話してくれたYさん。
表情をみてるとなんか面白いオチがあるんだろうなとワクワクしてきました。←他人事だしw
で？で？何に使ったの？と聞くと
「ゲーセンで全部使っちゃったんですよー！！」と笑って話してくれました。
その場にお子さんもいたので、直接聞いてみました。
「楽しかった？」
すると
「楽しかった！けど…全部使わなくてもよかったかなって思った」
という返答。
それ！！
いい経験したねー！！
経験するからわかること
『好きに使わせる』って親にするとかなり勇気がいるし、我慢が必要なことなのであまりできないんですよねー。
つい「それじゃないことに使った方が良くない？」とか「もっと考えて」とか「貯めといた方がいいよ」とか言っちゃうじゃないですか！！
これを言わないように我慢するって難しいんですよねー。
それをやったパパママ素敵！！って私はめっちゃ思いました。
今回の経験で
◆お金は使ったらなくなる
◆好きなことに使ったけどちょっと後悔した
この、二つ目の「ちょっと後悔」がいい経験なんですよね。
きっと、来年は来年は全部つかってしまうことはないと思います。
失敗も大事。失敗は小さい頃の方がいい。
「お年玉全部使ったって、お年玉いくらだったのー？」ときくと7,000円だったそう。
小学生にしたら7,000円は大金ですよねー。（いや、大人にしても大金だ！）
7,000円全部をゲームセンターで使う・・・なんて夢のような話なんでしょう。
でも1日で、手元のお金がなくなってしまった。
そんな時に
もうちょっと考えたらよかったなー。
ちょっと残しておけばよかったなー。
って思うのは、やった人しか感じられないこと。
大人の私でもそうなんですが
「あとで後悔するよ」
って言われても、「後悔するかどうか、やってみないとわかんないじゃん！」って思うことないですか？私はあります。
やってみて後悔するのも勉強なんですよね。
これが、子供の頃だと金額が小さくて済むし、失敗も親の目が届くところでのこと。
しかも、お年玉っていつものお小遣いとくらべてまとめたお金が入るので、大きなお金を自由に使わせてみるチャンス。
金額が大きい方が「使う時の興奮」も「使ってしまった後悔」も大きい。
（全額じゃなくてもいいですよ。半分は貯金、半分は好きに使っていいよでもOKです）
ぜひぜひ、勇気を出して『好きに使わせてみる』をやってみてください。
お金の教育とは、日常生活の中で学んでいくもの
キッズマネーセミナーで子供にお金の勉強を教えてます。
お金の勉強のきっかけにはなりますが、学びを継続するためにも大事なのは日常生活。
家庭でお金の話をするのって大事かなと思います。
今回のように後悔した時に、じゃあ次はどうするか？とか、どうしたらいいお金の使い方なのかとか、お金を増やすことはできるのか？とか、そんなことを子供と一緒に考えてみてほしいなーと思います。
学校では教えてくれないお金のこと。
お金の貯め方、増やし方。
『お金に働いてもらうこと』をもっと若い頃からしっかり知っていたら…
私、今頃、お金持ちになってたなーと思う今日このごろ（笑）
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認定講師：高瀬葉子
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