家は誰でも建てれると思う。

家は誰でも建てれる。

この仕事をする前は、「家建てるなんてすごいねー！」「お金あるねー！！」なんて思ってました。

この仕事をしてわかったこと。

よっぽどじゃなければ、家は誰でも建てれます。

問題は建てた後だと思うのです。

そんなことを考えてて、ふと思ったこと。

3つの人に分かれるんだろうなーと。

無理なく住宅ローンを返し終われる人

めっちゃ頑張って住宅ローンを返し終わる人

住宅ローンを返せなくなる人

最近、何かの記事かブログで読んだ話。

住宅ローンを組んでいた人で、収入が減ったり支払い金額が上がったりして住宅ローンの返済が(その時は生活も)厳しくなってきたとする。

“住宅ローンを支払わないと家を差し押さえられる”と思うから、支払いが苦しくなって支払い期日に払えなくなっても、数日もしくは1ヶ月遅れたとしてもなんとか払う。

住宅ローンが払えない…なんて恥ずかしくて言えないという気持ちもあるから、人にも相談せずに何とか自分たちで、頑張れるところまで頑張ろうとするんだとか。特に日本人はそういう性質がある。

そんな生活が数年続いて、もうどうしようもなくなって初めて金融機関に相談にいく。

銀行も何とかしてあげたいと思うんだけど、住宅ローンは一年以内に支払いの滞り(延滞)があると借り換えできない。金利の高い他のローンでお金を借りるしかなくなるけど、そもそも住宅ローンを支払えない人に金利の高い他のローンを返せるとは思えないし、銀行も貸してはくれないだろう。

もうそうなると家を手放すしかなくなるのだ。

そんなことを書いていた。

なので、何かちょっとでも「あれ？」と思うことがあったら早めに相談して欲しいと思う。

相談できるところを作っていて欲しいと思う。

家を建てる前に、しっかり資金計画を建てて欲しいと思う。資金計画は“住宅ローンに対する資金計画”ではなく、“自分の家庭の住宅ローンを返し終わるまでの資金計画”のこと。(本当は返し終わった後もしっかりみて欲しい)

住宅ローンは最長35年という長い期間返し続けないといけない。

だからこそ、借りる瞬間ではなく、返し続ける10年後や15年後という先を見て、

いくらをどう借りるのかをちゃんと考えて欲しいと思う。

収入が減ることも考えておく(ボーナスが減る、奥さんが産休で収入減るなど)

支払い金額が上がることも頭に入れておく(変動や期間選択型の人はその可能性があるということなど)

そうなった時に払えるのかを考えておかないと、借りて数年は払える　でも　今より金額が上がったら払えない　では上記の話のようになってしまう可能性が大だから。

休みの日にのんびりしつつ考えてたのはそんなことでした。

ライン＠での相談も受け付けてます。
今から家を建てる人のちょっと気になることや、今返してる人の気になることなど、お気軽にメッセージください。