スタッフ住宅相談ブログ

住宅ローン契約時の頭金について

こんにちわ、家づくり情報センター中津の高瀬葉子です。

住宅ローンに関する気になる記事を見つけましたので、シェアさせていただきたいと思います。

住宅ローンの頭金ゼロは得か損か? 負担に感じる分岐点とは

元も記事はこちらです。

『住宅ローンの頭金ゼロは得か損か? 負担に感じる分岐点とは』

私も住宅ローンを組む前のお客様からよく質問されることです。

頭金を準備したほうがいいのか、頭金ゼロの方がいいのか。

私の考えは、「準備できるならある方がいい!」です。

理由は、月々の支払額が低くなるから。

こちらの記事では、住宅ローンを組んだことのある人1万人にアンケートをとったとのこと。

さて、実際に返済経験のある方達の意見はどうでしょうか。

文字ばかりで読みたくない…という方のために、私が気になるところだけ抜粋していきたいと思います。

頭金は借入金が少なくなるほど多く入れる傾向がある

そりゃそうだろうなと思うこの傾向。

記事の表を見てみると、

借入額1000万円の人と借入額3000万円の人とで

頭金が3割以上入れている人の割合の比較。

58% : 16%

頭金3割って金額にすると

300万円 : 900万円

3000万円の借入の人は頭金1割の人は31%。

300万円くらいは準備できる人は多いということですよね。

返済の負担感を聞く

「負担に感じますか?感じませんか?」と聞かれたら、ほとんどの人は多少なり負担を感じるというと思うんですよね。

家賃を払っていても、家賃がなかったらいいのにって思いますもん。

この質問は・・・あまり意味がない気がします。

「一番負担を感じていないのは、頭金5割以上いれた人たち」だそうですが、頭金5割も入れれるくらい貯蓄ができる人たちだもん、と思うのは私だけではないはず・・・。

頭金ゼロ組の約5割は「住宅ローンの返済を優先しているので資産形成は難しい」

ここが気になるところ。

資産形成できている人の割合は、頭金ゼロも頭金5割もそんなに大きな差はない。

できる人は、できるのだ。

他との違いが目につくのは、

頭金ゼロのところの

「住宅ローンの返済を優先しているので資産形成は難しい」が

50%ちかくあるところ。

「住宅ローンの返済を優先している(優先した)ので、資産形成への取り組みは難しい(難しかった)」というこの結果をみると

頭金ゼロ組の約5割の人は、

「頭金を準備できるけど、あえて頭金ゼロで借りた」のではなく

「頭金が準備できないから、ゼロで借りた」という人がほとんどなんだと思うのです。

頭金ゼロを選んだ理由は、「手元にお金を保有しておきたかったから」がもっとも多い

頭金に使うと貯蓄がゼロになるという方には、私も手元に残しておいた方がいいですとはアドバイスすることはあります。

が、「今、低金利だから頭金ゼロで全額借り入れした方がいいですよ」というアドバイスには注意が必要だと思います。

この記事の最後の締めくくりには

「いろいろな事情があろうが、なるべく頭金を入れた方が得、というのが結論だ。」

となっている。

私も同意見です。

頭金がある方が、先々の返済額を少なくできます。

長期固定金利でない限り、「返済額がずっと変わらない」という約束はないのです。

子供がいれば教育にお金がかかっている時期がある。

自分たちの年齢に対して、いつまで返済があるのか。

将来、きちんと払っていけるのか。

それをしっかり考えて、借入額、頭金、返済期間などなど検討していくことが大事だと、住宅ローンの相談を受けていて思います。

そのために、住宅購入を考え始めたら、

住宅メーカーを決めるよりも先に

借り入れ金額を決めるよりも先に

一番最初にライフプランの作成をしていただきたいと思うのです。

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