銀行では借りれなかった住宅ローンが、フラット３５だと借りれる訳

こんにちわ、家づくり情報センター中津の高瀬葉子です。

「銀行で住宅ローンの審査落ちたんですよね・・・」って方でも、借りれる住宅ローン。

それが『フラット35』だと思ってる方、いらっしゃると思います。

言い方を変えると、

フラット35は、「銀行で住宅ローンが借りられなかった人が借りる住宅ローン」だと思っている方もいるかもしれません。

どっちも間違ってはないけれど、銀行でも借りれるけどフラット35を選んだ人は多いです。

むしろ、金利の安さだけではなく、安心や将来設計も考えた人が選んでいる住宅ローンとも言えるなと感じる今日この頃です。

でも今日は、銀行の審査に落ちて住宅取得をあきらめてしまっている人が読んでるかもしれないという前提で書いていきたいと思います。

➀転職したばかりで審査に落ちた方

銀行の審査には、源泉徴収票の提出があります。

直近２年分(２枚)の提出を求められることがほとんどだと思います。（銀行によっては3年のところもあり）

お金を貸す側としては、定職についててきちんとした収入があるか、貸した後もきちんと返してもらえるかを判断する大事な材料です。

転職して数か月～2年未満だと、2枚も準備できません。

その時点で事前審査にも申し込みできない…ということになると思います。

フラット35は、転職して数か月でも、契約可能です。

「給与明細書」と「会社からの給与証明書」の提出で申し込み可能です。

給与明細書は最低一年は保管しておいてくださいねー。（稀に見たら捨ててるって方がいらっしゃるので）

銀行で住宅ローンを借りるときの必須条件が『団体信用生命保険に加入すること』です。

持病があったり、健康診断で引っかかってるなどで加入できない場合、いくら年収があっても住宅ローンの契約ができません。もし住宅ローンの代わりになるローン契約ができたとしても金利が高くなると思います。

フラット35は、団体信用生命保険の加入が任意です。

任意って？

言い換えると、

団体信用生命保険に加入しなくても契約できるのです。

団体信用生命保険に加入できる人でも加入せずに、一般の保険をうまく使って住宅ローンの返済期間のもしもに備えつつ、老後資金の準備として貯蓄もするという方法をとる方もいらっしゃいます。（興味のある方は、勉強会やってますので、お問い合わせくださいませ）

この場合は、銀行でも連帯債務者として、ご夫婦やご両親と年収合算して借入額を増やす方法をとっていると思います。

二人で借入する場合、一般的には土地と建物の持ち分共有にします。

夫婦で借りれない場合(どちらかが無収入など)は、親と借りるということも可能です。

フラット35の場合、親と借りる場合は『親子リレーローン』といい、同居してない親子でも申し込み可能です。親が一定の収入があることが条件ですが、年金収入も一定の収入として見られるので奥様のパート収入よりも親の年金収入が多い場合は親子リレーで申し込むと借入額を増やせるというやり方も可能です。

2人で借りた場合、どちらかにもしものことがあったら、その人の持ち分は保証の対象ですが、もう一人の持ち分分の住宅ローンは返済義務は残ります。（例えば夫婦で夫６：妻４で借入していた場合、夫にもしものことがあった場合妻の持ち分割合４の金額は、そのまま返済義務が残ります）

フラット３５の場合、二人とも団体信用生命保険に加入していると、どちらかにもしものことがあると二人ともの返済義務が保証されます（全額補償の対象になる）

ざっくり、大きく3つに絞って書きましたが、当店のお客様でフラット35を選ばれる方のほとんどが➀か②が理由の方です。（②は、入れないではなく他の保険をうまく利用する方）

先月、住宅ローンの勉強会に参加していただいた方の感想でも、「知らなかった！」「フラット35のイメージが変わった！」とありました。

聞くのはタダ！知るのもタダ！

勉強会のご希望は随時受け付けてます(^－^)